「捨てハイ」到来 ↑前回の話はこちら 追突事故の後、怒りを転換してマンションを売却することになってから、氷河期夫婦はガンガンモノを捨て始めた。 といっても、氷河期夫は相変わらずゾンビ社員としてブラック企業に淡々と勤務していた。 だから、捨て活の…
「努力」より「運」と確信したこと ↑前回の話はこちら 氷河期夫婦が運の悪い人生から脱するきっかけになったのは、追突事故に遭ったせいだった。 その後のすべての出来事は、それを起点にして始まった。 追突事故に遭った時、氷河期夫婦が愛車に乗って向かっ…
努力よりもタイミング ↑前回の話はこちら 氷河期世代の人間は親世代から「努力しろ」と言われて育ったケースが多い。 世代内の競争も激しかったから、努力の中でも厳しい努力を強いられた。 ふたを開けてみれば世の中に出たのは、バブル崩壊後。 すでに社会…
住む場所と年収の関係 ↑前回の話はこちら 氷河期夫婦が結婚してから住んでいたのは、郊外の人気のない路線の街だった。 元々畑の広がる田舎だったところに新線が開通して駅ができたため、ぼちぼち住宅が広がっていったような場所だった。 その街に10年以上…
「七福神」がいる街 ↑前回の話はこちら 氷河期妻は社会に出てからというもの、怒っていることが多かった。 氷河期夫のほうはブラック企業で早くから「ゾンビ化」していたので、怒ることはそんなになかったが、ゾンビとして人間らしい喜怒哀楽を失っていた。 …
ブラック正社員唯一の「利点」 ↑前回の話はこちら 2人きりになるチャンスを画策しては若手男性社員の「股間」を狙うセクハラ上司。 自分が追い詰めた部下が自殺したことを「自慢」するパワハラ部長(この人は大手出版社Kからの「天下り」)。 氷河期夫が辞…
1か月半で決まった転職 ↑前回の話はこちら 転職を決意したとたん勤務先から「未払い残業代」がまとめて支払われるという予想外の出来事はあったものの、氷河期夫の転職の意志は揺らがなかった。 新卒で入社して以来ずっとブラック企業に勤めていた氷河期夫…
転職を決意したとたん「臨時収入」 hyogakifufu.hatenablog.com たまたま引越し先(賃貸物件)の寝室が東向きだったことから、否応なしに朝陽を浴びて超早起きになった氷河期夫婦。 氷河期夫の心境に変化が生まれたのは引越しから2週間もたたない日だった。…
バイセクシャルセクハラ上司の魂胆 ↑前回の話はこちら 近年ではパワハラ・セクハラの問題は、世間の注目を集めつつある。 そしてようやく異性間だけではなく、同性間でもセクハラがあることが知られるようになってきた。 ブラック企業に正社員として勤務して…
悪魔だらけのブラック企業 ↑前回の話はこちら 毎日太陽の光を一定時間浴びることは抑うつ状態の改善にも有効だと以前聞いたことがある。 今まで何度も触れてきたが氷河期夫はブラック企業で「ゾンビ化」していた。 パワハラやセクハラもあった。 ちなみにセ…
東向きの部屋の威力 ↑前回の話はこちら 不思議な成り行きで引越してきた賃貸物件の間取りは1LDK45㎡ロフト付き。 いわゆる「デザイナーズ物件」というやつだった。 東西に長辺の四角形で、寝室の東壁面はすべて窓だった。 氷河期夫婦はどちらもそれまで東…
不思議な流れに救われる ↑前回の話はこちら 追突事故に遭って加害者からゴネられたのがきっかけで売却した自宅。 売り出しで数日で高値即売し、引き渡しまで2か月を切った。 引越し先は急遽、賃貸物件で探すことになった。 この住まい探しの時も不思議な出…
「臨時収入」とは何か? ↑前回の話はこちら 氷河期夫婦にとって「臨時収入」というワードは長年の謎だった。 巷でよく見かける言葉だとは思っていた。 しかしその実態は謎に包まれていた。 たいてい「臨時収入」と書いてあるだけで、具体的な内容は伏せられ…
数日後かかってきた電話 ↑前回の話はこちら 自宅マンションを売り出した氷河期夫婦。 ・間取り悪し ・人気なしエリア ・不動産低調シーズン 3拍子揃った悪条件だった。 契約の3日後に、REINS(レインズ=不動産流通機構のネットワークシステム)に登録完了…
不動産営業との「不思議な縁」 ↑前回の話はこちら 結局、加害者がゴネ始めたもらい事故の示談交渉は諦めた。 結果として金銭的には損をした。 理不尽だったが「家を売って引っ越す」と決めた氷河期夫婦は、この頃はもうサバサバしていた。 「新しい車を買う…
「加害者」はご近所さん ↑前回の話はこちら 「ツキに見放された」氷河期世代の夫婦がある日遭遇した不運な出来事。 それは、 「大型トラックに追突され、加害者にゴネられて十分な補償が受けられない」 というものだった。 怒り心頭だった状況にさらに追い打…
織田裕二のテレビCMのまんま ↑前回の話はこちら 単純な追突事故だったと思ったのに、補償の話になったとたん手のひらを返したトラック運転手。 自分が車線変更して追突したのではなく、ウチの車が車線変更して前に入ってきてぶつかったのだと言い始めた。 当…
ゴネ始めた追突事故の加害者 ↑前回の話はこちら 不運続きの氷河期世代として「運が悪い」出来事に対する耐性は高い方だと思っていた。 でも現場検証が終わって、「補償」の話になるや否や「加害者」が豹変したのにはさすがに心が折れた。 「オレが追突したん…
「ゾンビ化」夫&「フリー化」妻 「氷河期世代の見本」みたいな人生を送っていた氷河期夫婦の運気が大きく変わったのは、意外な出来事がきっかけだった。 氷河期夫が新卒から10年以上勤務していた会社は、ご多分にもれずかなりのブラック企業だった。 パワ…
氷河期夫・・・団塊世代親の長男。理系。元ブラック企業の正社員。 氷河期妻・・・団塊世代親の長女。文系。元非正規からのブラックフリーランス。 よくあるパターンで子どもはいない... でも仲良し! 「氷河期世代」同士で、2000年代前半に結婚。 ふた…